たまに考える人のメモ書き

ふと考えたことを綴る、特に何の意味もない書き溜め。

「おとなの進路教室」を読んで。

 

おとなの進路教室。

おとなの進路教室。

 

 就活を終えたばかりだからか、沁みる言葉をたくさん見つけた。キャリアについて悩んでいる人、これから進路を選んでいく高校生・大学生にも読んでほしい。著者自身、何物でもない空白期間を経験しているからこそ、共感できるポイントが多いのではないか。

 

「意志ある選択」

「言葉ではなく、滲み出る何か」

 

こんな生き方、人間でありたいと思う。この本を読んでよかった。

「忘却の整理学」をよんで。

 タイトルにあるとおり、「思考の整理学」で有名な外山滋比古の「忘却の整理学」を読んだ。

忘却の整理学

忘却の整理学

 

 一言で表すと、「忘却は、思考や知識の贅肉をそぎ落とし、より純度の高い、価値ある記憶にしてくれる有用なもの」ということだと思う。

そのほか、「よく忘れ、よく考えよ」という言葉や、「知識と思考は、反比例する」という言葉が印象的だった。

この本のこともいつかは忘れてしまうのだろうが、忘却を善とする考え方、視点を手に入れたことは忘れないであろう。

 

そして、この本の途中で顕著に感じたのは、著者の意見を補強する客観的なデータが全くと言っていいほど示されていないことだ。著者の意見は有用なものである可能性は、自分の経験と照らし合わせても、高いといえると思うが、すべてを信じ切るのは危険な考えだと思う。中ほどで出てくる、メモを取らない、という意見は、割と賛否の分かれる主張だとも感じるし、「メモ」というもの自体についても定義があいまいである。本書中では、メモは議事録と捉えていると考えてよいと思う。

 

思考の構造化のための「メモ」は本書での批判対象には当たらないであろう。アウトプットとしての「メモ」は引き続き大事にしていきたい。

 

さーて、一冊終わり。

働き方の一つの形。

こんな本を読みました。

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

 

 プロフェッショナルとはなんたるか。ということを語った一冊。

プロではなく、プロフェッショナル。職能やスキルではない、本質的な違い。

自社の利益の最大化を目指すのではなく、公益を最大化する、という考え方。カッコよく言えばマインドセット。

何度も読みたいと感じた。自分にとっての古典にしたい。

 

備忘録として

今日考えたこと。

どこかで「異常なこと」をしないと、抜きんでることはできないということ。

 

人よりも抜きんでるには、基本的にやり方は二つだと思う。

・「普通」を執拗なまでに、尋常じゃないくらい、やる。

・まったく人と違うことをやる。

 

どちらにしても、みんなのやるようにしていたら、勝てない。抜け出せない。

「異常」であること、「人と違うこと」を恐れていては、特別な存在にはなれない。

そんな当たり前のことをふと考えた。

ある本を読んでの感想

波頭亮さんの「思考・論理・分析ー「正しく考え、正しくわかること」の理論と実践」を読んだ。

恐ろしい。まさにコンサルタントの頭の中をのぞいたような書き方。私たちが普段、「考える」という一言で済ましていることをここまで正確に描写するとは。

思考そのものについて考えさせられる。なんというか、わかっているつもり、やっているつもりになっていたことを徹底的に分解して詳しく解説してくれる。素晴らしい。

 個人的には、最後の最後で、大事なのは執着心だと書いてあったのが、なんとなく人間臭さを感じて嬉しかった。

 

最終目標は、大前研一を超える価値を生み出す人間になること。

徹底的に、「執着心」をもって取り組んでいく。言い換えれば、知的に真摯に取り組む。「脳みそがちぎれる、汗をかくほどに使い倒す。」

 

思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

 

人生は、自分の価値をどこまで高めていけるか、というゲームなのかもしれないな。 

 

追記。

自分なりに簡単な本書のまとめを。

・思考:分かる=分ける。外部からの情報と内部からの情報(知識)を比較して同じか、違うかを分けていくこと、分け尽くすことができた時、分かる=解る=判るという状態に行き着く。

・正しく分けるために:抽象度をそろえる。MECEである。切り口の設定。

・論理:日常的な意味での「論理的」というのは、論理展開が妥当である。ということ。演繹法帰納法がある。論理の価値は、出発点からの「距離」と「納得感」のバランスによって決定される。

・分析:本質的には、思考と同じ。対象を分けて、要素に分解、そして要素間の関係性を理解・把握すること。そこに、実践性と効率性が加わる。

・分析は、情報収集・分解・構造化・メッセージの抽出という流れ。最終的なメッセージが目的に沿ったものであることはとても重要。

・分析を効率的に・合目的的に進めるために、「イシューアナリシス」を行う。「どれにケリをつけるべきか」の判断。ここは仮説を設定してイシューを設定・分解・評価・仮説の再構築を繰り返すしかない。ここが一番難しいところ。

・イシュー(本質)を見つけるためには、執着心が必要。

 

全然簡単にまとめきらんかったwww